XM(XM Trading)の取引時間について解説
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XMの取引時間は?
取引をこれから始めようと思っている人・すでに取引に慣れている人、どちらにとっても「正しい取引時間を知っていること」は強い武器になります。
XMの取引時間について見ていきましょう。
365日いつも空いていない
海外FX業者と聞くと、「365日いつでも利用できる…」そんなカジュアルなイメージがあります。けれども開いてみると利用できなかったり、利用できても一定の時間になると利用ができなくなるケースも存在しています。
つまり365日オールマイティに使えるというのはガセネタなのです。
クリスマスとお正月はクローズ
日本と同じように海外でも、クリスマスと正月を大切にしている風潮があります。12月25日のクリスマス当日と1月1日の元旦は、1日閉鎖されています。
これを知らずに「年末の休みはトレードしよう」と気楽に構えていると、思わぬ穴にはまってしまう危険も秘めています。
ちなみに「この日はお休みなので、気を付けてください」といったメールが、登録メールアドレス宛てに事前に送られてきます。このメールを読んでいればうっかり休日を見過ごすことも無くないので、しっかりメールに目を通しておきましょう。
ゴールデンウィークは日本語サポート、お休み
ちなみに海外にはゴールデンウィークの休日は存在しません。日本固有の連休になるので、通常通りマーケットは空いています。
けれども気を付けたいのは、XMの日本語サポートシステムが連休に一部お休みになるということ。
過去には4月の終わりから5月の休みまで10連休で日本語サポートサービスが休みになっていたケースもあったので、気を付けておきたいものです。
取引時間には夏時間と冬時間がある
XMの利用者が見過ごしてしまう点に、夏時間と冬時間という欧州ならではの問題があります。
夏時間と冬時間というフレーズ自体、日本ではあまり縁がない内容なので、恐らく多くの方が戸惑うのではないかと思います。
10月の最終日曜日の夜に、切り替わる
夏時間はサマータイムと呼ばれるもので、具体的には3月の最終日曜日の午前1時からスタートします。
サマーと名前が付いているものの、意外にその期間は長く、10月の最終日曜日の午前1時まで、たっぷりと続いていきます。よって4月・5月・6月・7月・8月・9月は完璧に夏時間となります。
夏時間が終わると、10月の最終日曜日の午前2時から冬時間が始まります。11月・12月・1月・2月はオール冬時間ということになります。
割合でいうと、冬時間よりも夏時間の方が長い計算になります。
1時間繰り上がる、サマータイム
サマータイムに縁がない日本ですが、夏時間になると冬時間に比べて「1時間、時間が繰り上がる」計算になります。
たとえば冬時間で朝の8時を指していたら、夏時間になると1時間繰り上がるので朝の7時を指していることになります。サマータイムはマイナス1時間の時差があると考えておくと、間違いが無さそうです。
時計をもうひとつ、用意しておく
時間をうっかり間違えないためにも、できればデスクの上に予備の時計を置いておくのもおすすめです。
最近は100均でも小さい時計を販売しています。夏時間専用の時計が1台あると、開始や終了時間を間違わずに済みそうです。
XMの取引時間はMT4ではNY時間で表示されている
XMで取引をおこなっていると、疑問が浮かび上がってくることがあります。
MT4に表示されている時間が、どうもおかしいからです。
MT4はニューヨーク時間
XMのMT4の時間は、アメリカのニューヨーク時間を指しています。このため、これを知らずに時計を見ているとコンピューターが誤作動しているのではないか…とパニックになってしまう人も多いようです。
チャートの時間はニューヨークを表しているので、逆を言えばニューヨークのマーケット時間をそのまま知ることができると言えます。
ニューヨークの市場は世界的に見ても重要な地位を占めていることが多いので、逆にこの時間さえ抑えておけば乗り遅れることはありません。理にかなった表示をしているのが、XMのMT4なのです。
GMTについてもチェックしよう
ちなみに取引時間に密接に関ってくるのがGMTになります。GMTとは、イギリスの標準時間のことを指しています。
この数値を知ると、日本時間との差を簡単にはかることができます。
XMの時計はGMTに+3時間加えたものです。日本は標準時間に対して、9時間あまりの時差があります。そのため9から3を引いた6時間が、二つの差になっていきます。
日本時間で朝の10時を時計がさしていたら、そこから6時間を引いた朝の4時がXMの時計という計算になります。
少しややこしいのですが「日本の時刻から6時間引いた時間がMXの時間」ということになります。
およそ半日程度のタイムラグが発生していることを踏まえてチェックすると、チャートをシンプルに見ていくことができます。
XMのMT4で日本時間を表示させることができる
どんなに頭のいい人でも、毎回時差を計算していくと頭の中がこんがらがってしまい良く分からなくなってしまいます。こんな時に役立ってくれるのが、チャートの表示を日本時間に変えてしまうというテクニックです。
日本時間に調整しておくと、イライラが自ずと少なくなり自分のペースで取引がおこなえます。
優秀なインジケータを利用しよう
日本時間に置き換える方法として、インジケータをダウンロードする方法があります。
日本時間に表記させるインジケータは色々ありますが、メジャーな物を挙げるならJPN_Time_SubZero.mq4がおすすめです。
容量は7,2キロバイトほどなので、重た過ぎずトレードに大きな影響を与えずに、日本時間を導入できます。
ダウンロードはとても簡単で公式サイトに入り、ダウンロードボタンをクリックしMT4を起動させます。ファイルの中に入っている「データを開く」をクリックして、先ほどダウンロードしたファイルをそのまま移動させれば自動的にインジケータが入る仕組みになっています。
ちなみにインジケータを入れた後は、MT4に情報を取り込ませる必要があるので一度電源を切り再起動をかけないと上手くいかないことが多いようです。きちんと日本時間に組み込まれるとチャートの下の時間が、見事に日本時間に変更されたのが分かります。
今まで時差を計算していたのが、ひと目で日本時間に置き換えられていくのでノンストレスに作業できるようになります。
時間の部分にマウスを持っていくと、時間の幅を広くしたり狭くしたり自分好みにアレンジできます。
XMの取引時間についての注意点
XMの取引時間は、日本の時間とやや違うことがあります。
- 夏時間と冬時間に注意する
- 日本の連休時、サポートセンターもお休み
- チャートはNY時間になっている
一番間違いやすいのが、海外ならではの時間表記です。夏時間は3月から10月まで続いていきますが、通常の時間に比べて1時間前倒しで始まるので気を付けておきたいものです。
また秋が過ぎると今度は冬時間に逆戻りして、通常の時間と同じように進んでいきます。切り替わりの時期が近付いたら「そろそろ…」と頭に入れておくのも大切になります。
またゴールデンウィークなど大型連休は海外市場は空いているものの、XMの日本語サポートシステムはお休みになります。
分からないこと・聴きたいことがあったらセンターが一斉休業になる前に尋ねておくことをおすすめします。
またチャートに元々表記されている時間は、日本時間やヨーロッパ時間ではなくNY時間になります。日本の時間と少し仕様が異なってくるので、イライラを感じる方はインジケータを導入して日本時間にリセットしておくのも最適です。
時間を日本表記に移し替えておくことで、時差の計算がいらなくなりスムーズに取引ができるようになります。
正しい時間を知って、ハイレベルな取引をしよう
XMを快適に使いこなすためには「取引時間に詳しくなること」が大前提となります。
マーケットは海外なので、サマータームや冬時間について詳しく知っておかないと、乗り遅れてしまうこともあります。
正しい時刻を知って、さらに楽しいトレードをエンジョイしていきましょう。